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JECA FAIR2015製品コンクール 『国土交通大臣賞』 受賞!
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2015年06月23日

平素は、カワムラ製品に格別のご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。

JECA FAIR2015(第63回電設工業展)の製品コンクールにおいて、『住宅用感震総合システム』で3度目の国土交通大臣賞を受賞しました。これで10年連続の入賞となります。

今回で54回目となるJECA FAIR2015の製品コンクールは、エントリーした55社のうち12社が入賞。河村電器産業の住宅用感震総合システムは国土交通大臣賞を受賞しました。

河村電器産業は2006年にプレトラックコンセントが「独立行政法人労働安全衛生総合研究所理事長賞」を受賞して以来、10年連続で入賞。そのうち国土交通大臣賞を3回、経済産業大臣賞を1回受賞しております。

※開発中のため製品の外観は変更する場合があります。

住宅用感震総合システム

弊社は電気の安心・安全を追求し、今回の「住宅用感震総合システム」の開発に至りました。近年、大規模地震発生時において電気が原因となって起こる「電気火災」が注目されています。阪神・淡路大震災では火災原因の約30%が、東日本大震災では約50%強が電気火災によるものだと発表されています。(※1)(※2)また内閣府の発表によると、首都直下地震が発生した場合、火災による死者数は最大で約16,000人と想定されていますが、感震ブレーカなどの設置によって電気関係の出火防止策をとることで約9,000人にまで減少するのではないかと言われています。(※3)

今後も河村電器産業は、電気火災から建物や人命を守るため、技術の発展に取り組んでまいります。

感震ユニットは近日中に発売。制御ユニット、コンセントユニット、操作ユニットは順次発売予定。いずれも価格は未定。

参考資料

■JECA FAIR 2015(第63回電設工業展)とは 《公式ウェブサイトより抜粋 http://jecafair.jp/
電気設備に関する機器・資材・工具と施工技術等に関する日本最大級の総合展示会

【会期】平成27年5月27日(水)~平成27年5月29日(金)の3日間
【場所】東京ビッグサイト(東京国際展示場) 西1・2ホール
【主催】一般社団法人 日本電設工業協会   【出展社数】220社

■感震ブレーカとは
一定以上の強さの地震が発生した際に、各家庭における電気の供給を自動的に遮断することで、
電気が原因となる出火を防止する機器のこと。

■住宅用感震総合システムとは
地震発生時、電気ストーブなど危険度の高い箇所は、いち早く電力供給をストップしたい。
しかし、夜間避難するためには一定時間の照明の確保は必要。このように、従来の感震ブレーカには
相反する課題がありました。この相反する課題を解決すべく、業界初の技術を用いた
『住宅用感震総合システム』を開発しました。

【特長①】
・電気ストーブなど、危険度の高い発火源は「即座に電力供給をストップ」
・照明など、夜間の避難に必要な機器は「一定時間後に電力供給をストップ」

【特長②】
・従来品と比べ、感震ユニットが約60%コンパクト化
・住環境や利用条件に合わせて感度や動作時間を設定可能

■電気火災の主な例

 

※1:総務省消防局『平成7年 火災年報(別冊)』より
※2:総務省消防局『平成23年 火災年報(別冊)』より
※3:首都直下地震対策検討ワーキンググループによる『首都直下地震の被害想定と対策について(最終報告書)』より

※上記画像は以下よりダウンロード頂けます。
住宅用感震総合システム

本件に関するお問い合わせ先

広報課:田中・牧
〒489-8611
愛知県瀬戸市暁町3番86
TEL:0561-86-8190
FAX:0561-86-8105
E-mail:min-tanaka@kawamura.co.jp