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マルチステークホルダー方針
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2025年2月28日

「マルチステークホルダー方針」

 当社は、企業経営において、株主にとどまらず、従業員、取引先、顧客、債権者、地域社会をはじめとする多様なステークホルダーとの価値協創が重要となっていることを踏まえ、マルチステークホルダーとの適切な協働に取り組んでまいります。その上で、価値協創や生産性向上によって生み出された収益・成果について、マルチステークホルダーへの適切な分配を行うことが、賃金引上げのモメンタムの維持や経済の持続的発展につながるという観点から、従業員への還元や取引先への配慮が重要であることを踏まえ、以下の取組を進めてまいります。

1.従業員への還元
 当社は、「従業員全員が一つの家族のようにお互いを助け合い、苦労も喜びも共有し、一人ひとりが責任と誇りを持って仕事に専念できる会社を目指す」という考えのもと、経営資源の成長分野への重点的な投入、従業員の能力開発やスキル向上等を通じて、持続的な成長と生産性向上に取り組み、付加価値の最大化に注力します。その上で、生み出した収益・成果に基づいて、自社の状況を踏まえた適切な方法による賃金の引上げを行うとともに、それ以外の総合的な処遇改善としても、従業員のエンゲージメント向上や更なる生産性の向上に資するよう、教育訓練等を中心に積極的に取り組むことを通じて、従業員への持続的な還元を目指します。
(個別項目)
 具体的には、賃金の引上げについて働き方改革による労働生産性の評価を行い、成果を還元する仕組みとしています。また、教育訓練について階層や年次に応じた教育を実施しており、通信教育講座や公的資格取得を支援する制度を設けるなど人材投資に積極的に取り組んでまいります。

2.取引先への配慮 
 当社はパートナーシップ構築宣言の内容遵守に、引き続き、取り組んでまいります。
 なお、パートナーシップ構築宣言のポータルサイトへの掲載が取りやめとなった場合、マルチステークホルダー方針の公表を自主的に取り下げます。
・パートナーシップ構築宣言の登録日
 令和6年2月6日
・パートナーシップ構築宣言のURL
https://www.biz-partnership.jp/declaration/50452-05-21-aichi.pdf
 また、消費税免税事業者との取引関係についても、政府が公表する免税事業者及びその取引先のインボイス制度への対応に関する考え方等を参照し、適切な関係の構築に取り組んでまいります。
これらの項目について、取組状況の確認を行いつつ、着実な取組を進めてまいります。

以上
令和6年3月22日
(令和7年2月28日 内容変更による更新)
                                               

  河村電器産業株式会社      代表取締役社長 水野 一隆