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JECA FAIR 2024製品コンクール  17 回連続受賞!
「DC直列アーク検知システム」が「経済産業大臣賞」を受賞
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2024年6月13日

 受配電設備メーカーの河村電器産業株式会社(本社:愛知県瀬戸市 代表取締役社長:水野一隆)は、2024529日(水)から531日(金)までの3日間、東京ビッグサイトにおいて開催された第72回電設工業展「JECA FAIR 2024」の製品コンクールにおいて「DC直列アーク検知システム」が「経済産業大臣賞」を受賞いたしました。受賞は17回連続となります。

【製品コンクール概要】
 JECA FAIR 2024に展示される製品の中から、出展者が事前に応募した出展品について、「JECA FAIR 2024製品コンクール審査委員会」が技術的観点、社会的貢献度、着想、将来性や市場性等の観点から優れていると評価できるものを審査・選考されるものです。今回で63回目の開催となります。

【コンクール応募製品概要】
 政府の『2050年カーボンニュートラル宣言』で、太陽光発電の拡大を図る取り組みが進んでいます。しかし、太陽光パネルと接続箱を繋ぐケーブルのコネクタが外れ、外れた隙間から放電し発生する「直列アーク事故」が2013年度から累計で28件以上発生しており、持続的な安全性の確保が必要とされています。
「DC直列アーク検知システム」は、太陽光パネルストリングからPCS間の直流回路を監視し、回路内での直列アーク放電を検知します。検知と同時に事故回路を遮断することで、被害を最小限にとどめることが可能です。また、事故点探索時間が約60分から10分に短縮し、発電休止時間は約42%の削減見込みです。

DC直列アーク検知システム 製品イメージ】

DC直列アーク検知システム システムイメージ図】
※直流アーク事故…大気中に電子がプラズマ状態で継続して放電されることによる事故
※太陽光パネルストリング…太陽光パネルを複数枚並べ、直列につないだ回路
※PCS(Power Conditioning System)…太陽光パネルで作った電気を家庭やビル、工場などで使える電気に変換する機器
※PLC(Power Line Communication)通信…コンセントに差し込むだけでインターネットにつながる通信方式





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