スペースとコストを徹底的に削減
「自家消費型 ダウントランス盤」を新発売
2022/9/1
弊社は、太陽光で発電した電気の自家消費を可能にする「自家消費型 ダウントランス盤」を2022年9月1日(木)に発売しました。
▼背景
2019年に太陽光発電のFIT補助金が終了したことで非住宅において売電事業として採算を取るのが一層困難となりました。その結果500kW以上の高圧で太陽光発電を設置する需要は低迷しています。しかし、日本政府による2050年までに実現を目指すカーボンニュートラル宣言や企業によるESG投資の増加、PPA事業(注1)の規制緩和など地球環境配慮への関心は年々高まってきています。そういった背景から、10~50kWの低圧領域での太陽光発電は需要が増加傾向にあり、今後も件数は増えていくと予想しています。
以上のことから、自家消費やPPA事業が主流になるなかで、太陽光で発電した電気を自家消費するために、電気を降圧する設備が必要になります。(注2)しかし、従来までの設備はキュービクルの大幅改造など施工に時間がかかり、広い設置スペースが必要で、比較的簡単にできる方法では電気容量に制限があるなど課題がありました。
そこで、上記課題を解決した「自家消費型 ダウントランス盤」を開発いたしました。現在の市場に多い210Vへ降圧する50~150kVAまでラインナップ。また、一部パワーコンディショナーや必要な継電器を一体型となるオプションも用意し、さらなる省スペース化も可能です。
▼製品の特長 ■標準価格:オープン価格 |
注1:PPAとは、「Power Purchase Agreement(電力販売契約)」の略で、施設所有者が提供する敷地や屋根などのスペースに太陽光発電設備の所有、管理を行う会社(PPA事業者)が設置した太陽光発電システムで発電された電力をその施設の電力使用者へ有償提供する仕組みです。
注2:不要な場合もあります。
外観・仕様・価格などの掲載情報は掲載時の内容です。
掲載日:2022年9月1日
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