基本理念

責任者メッセージ



執行役員 河村 将成

 2020年から続いた新型コロナウイルス感染症は落ち着き、新たな日常を取り戻したと言えるでしょう。しかし、サプライチェーンの混乱や、原材料高、物流費の高騰、急激なインフレなど依然として経済をはじめ経営に影響を及ぼすリスクが高い状況にあることは変わりありません。

 河村電器産業は、2019年に創立100周年を迎えることができました。これは、当社の生み出してきた製品や事業活動そのものが、お客様に広く受け入れられてきたからです。次の100年も、これまで以上に、当社が社会から必要とされる企業になるためには、さまざまな社会課題への向き合い方を問われています。

 20244月に稼働開始した郡山工場の全3棟は、『ZEB(※1)施設であり、工場棟の屋根には大型の太陽光発電パネルを設置しております。また、2023年より全社でペーパーレス化に取り組むなど、製造現場を始め、研究開発や営業部門、そしてスタッフ部門でも、生産性を向上して、ムダをなくす活動を進めてきました。
このような日々の努力が、CO2排出量の削減や資源の有効利用など環境負荷低減に繋がっており、一人一人の行動こそが、環境活動そのものであると考えます。

 私たち河村電器産業は、事業活動そのものが環境への取り組みであると認識し、持続可能な社会の実現に向けた取り組みと社会に貢献できる活動を推進してまいります。 

2024年7月

【ご参考】※1 基準一次エネルギーから省エネ50%以上、かつ再エネを加えて100%以上削減した建物