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災害時の電力供給の拠点へ
災害時における避難者支援・指定避難所等の協力に関する協定を締結
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2024年4月18日

 郡山市(福島県、市長:品川萬里)と受配電設備メーカーの河村電器産業株式会社(本社:愛知県瀬戸市、代表取締役社長:水野一隆)は、2024418()に災害時における避難者支援・指定避難所等の協力に関する協定を締結したことをお知らせいたします。
また、同日午後、河村電器産業郡山工場厚生棟「AQURIO」にて締結式をおこないました。

【協定の目的】
 本協定は、郡山市の地域防災力の向上を目的に締結いたします。当社郡山工場厚生棟「AQURIO」の災害時における指定避難所としての施設利用や災害対応の際に使用する電気自動車(EV車両)への電力供給、電気自動車による市内避難所への電力供給等をおこないます。

【協定の概要】

(1)指定避難所としての協力
対象施設:当社郡山工場厚生棟「AQURIO」
協力内容:・災害時における指定避難所としての施設利用及び運営等の支援・協力
     ・施設の食料、飲料その他備蓄品の提供


▲指定避難所・郡山工場厚生棟「AQURIO2

(2)災害対応に使用する電気自動車への電力供給

▲駐車場に設置しているEV充電器「WayEV

(3)避難所等への所有する電気自動車を用いた電力の供給及び電力供給時の電力供給関係等の避難所運営業務の協力

▲避難所等へ電力供給を行う当社所有の電気自動車

 

【締結式について】
日時:418日(木)14:0014:45
場所:河村電器産業株式会社郡山工場厚生棟「AQURIO」1階会議室


写真:左から郡山市長 品川萬里、河村電器産業株式会社 代表取締役社長 水野一隆

・郡山市長 品川萬里 コメント 
 河村電器産業株式会社様におかれましては、積極的な海外事業展開に取り組まれているとともに、本市への立地決定を契機とした企業版ふるさと納税による多額のご寄付のほか、郡山新事業開発プロジェクト研究や発明工夫展へのご参画など、コーポレートシチズンとしての取組みに対して、心から感謝申し上げます。今回の協定締結につきましても大変心強く、本市防災力の更なる向上に寄与されるものと確信しております。今後におきましても、関係機関との「公民協奏」により、誰一人取り残されず、多様な個人それぞれが幸せや生きがいを感じられる「ウェルビーイング都市・郡山」を目指してまいります。

 

・河村電器産業株式会社 代表取締役社長 水野一隆 コメント
 当社は受配電設備メーカーとして、電気を安心・安全にお使いいただける設備を製造しております。有事に備えることは大前提ではありますが、万一の際、企業として可能な限りの対応を検討しておくことが責務であると考えます。その考えに基づき、本協定にて郡山市の職員の皆様と弊社社員による避難所運営や電気自動車での電力供給、EV充電器の無料開放などの協力を締結しております。本協定の締結において、有事の際には、4月に稼働を開始した郡山工場が地域の皆様のお役に立てることに誇りを持ち、今後も事業活動に取り組んでまいります。





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