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郡山工場３棟すべてBELS認証☆5を取得
創エネ＋省エネで『ZEB』達成
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2023年6月29日

　弊社は、郡山工場内の3棟すべてにおいて2023年6月19日付にて建築物省エネルギー性能表示制度（Building-Housing Energy-efficiency Labeling System、以下 BELS。）の最高評価☆5を取得いたしました。また、3棟すべてで『ZEB』を達成しました。

【取得の背景】
　郡山工場は、当初に計画より竣工を1年延期し、より環境に配慮した工場へと見直して再計画しました。その中でも電気設備を製造するメーカーとして、年間の一次エネルギー消費量が正味ゼロまたはマイナスである『ZEB』を達成することは責務と考えていました。また、客観的な視点での評価も同時に行う必要があると考え、外部認証制度であるBELS認証の取得に至っています。

認証制度：建築物省エネルギー性能表示制度 BELS
評価ツール：BELS評価業務方法書
取得年月日：2023年6月19日
対象建築物（削減率）：工場棟（137％）
　　　　　　　　　　　厚生棟「AQURIO」（742％）
　　　　　　　　　　　ラボ棟「LABO」（233％）


工場棟の評価結果

【主な特徴】
　太陽光発電設備の導入や3棟すべてに自社製の制御システムPLC-Connector（ピーエルシーコネクタ）で照明や空調機器を制御することでエネルギー消費量を削減しています。外皮性能も追求し、様々な最新設備を導入することで3棟すべてという結果を達成いたしました。最も難しいと考えられていた厚生棟では、氷蓄熱空調を採用することで実現しました。

　本工場は2024年4月の稼働を予定しております。当社では引き続きカーボンニュートラル実現に向けた取り組みを推進し、環境に配慮した工場を実現するとともに、災害に強い工場を目指すことで地域社会との共存を図ってまいります。

 

 

用語解説
建築物省エネルギー性能表示制度（BELS）
BELSとはBuilding-Housing Energy-efficiency Labeling System の略称で、建築物に対し省エネ性能を評価・認定する制度のこと。国土交通省告示に基づく第三者認証制度として、新築・既存の建築物において、一般社団法人住宅性能評価・表示協会に登録された評価機関が、設計段階の省エネルギー性能を評価し認証する制度。評価は☆5段階評価となっており、数が多いほど省エネ性能が高い。

ZEB（Net Zero Energy Building）
Net Zero Energy Building（ネット・ゼロ・エネルギー・ビル）の略称で、「ゼブ」と呼ぶ。快適な室内環境を実現しながら、建物で消費する年間の一次エネルギーの収支をゼロにすることを目指した建物のこと。エネルギー削減率により次の4つに分類される（生産設備やOA機器等のエネルギー消費量はZEBの計算からは除外）。
『ZEB』：100%以上、Nearly ZEB：75%以上、ZEB Ready：50%以上、ZEB Oriented：40%または30%以上（条件により異なる）

 





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