染色画家 鳥羽美花「追憶の街」を展示
2020年7月16日
染色画家の鳥羽美花 先生が制作した当社オリジナルの作品「追憶の街」を愛知県瀬戸市の本社へ展示しました。
この作品は、当社の創業100周年を記念して鳥羽先生に制作を依頼したものです。鳥羽先生はベトナムを題材にした作品を多く生み出しており、日越友好関係増進に寄与したとして外務大臣表彰を受賞されています。
当社は2011年にタイへ進出、2018年にベトナムへ生産拠点を設立しています。多くの東南アジアの国々では、街中のいたるところに電線がはりめぐらされています。鳥羽先生と会長の河村が、その風景を見て感じていた思いがリンクしたことがきっかけとなり、今回の作品を依頼しました。
従業員や当社へお越しいただいたお客様にアート作品を見ていただき、作品から「ベトナムのエネルギー」を感じてただきたいと考えています。
鳥羽先生による作品の解説
左から:河村(会長)、鳥羽美花 先生、水野(社長)、佐藤(副社長)
■作品について
タイトル:「追憶の街」 (タテ195 x ヨコ535)
鳥羽先生が1994年からの26年間にわたって、ベトナム全土を巡る中で出会った、風景や人々、時代の変貌の中で感じた数多くのものが記憶の中で昇華されたものを、一つの風景とした作品です。
■作者プロフィール
鳥羽 美花(とば みか) 氏
京都市立芸術大学大学院修了。日本独自の染色技法である「型染め」を駆使し、新たな染色絵画の世界を切り開いてきた。
1994 年、初めてベトナムを訪問して以来、経済発展と共に失われてゆくベトナムの光景を描いた一連の大作を制作し、ベトナム政府より「文化功労賞」を授与される。国内では「都市文化奨励賞」「京都市芸術新人賞」など19の賞を受賞した他、これまでの文化活動が日越友好関係増進に寄与したとして外務大臣表彰を受賞。
■主なコレクション
ベトナム国立美術館、在ベトナム日本国大使館、京都国立近代美術館、法相宗大本山薬師寺、メナード美術館、パレスホテル東京 他
■公式WEBサイト http://www.toba-mika.net/