DXへの取り組み

DX(デジタル・トランスフォーメーション)推進についても
「新しいあんしん」をつくるため、挑戦してまいります。

「新しい社会」に起きる「新しいリスク」を、常に先へ、先へと読んで、
社会を積極的に危険から守るという当社のミッション「アクティブ・ディフェンス」。
その使命を果たし社会に貢献するため、デジタル・トランスフォーメーション(DX)推進においても
2025年度(当社事業年度79期)の事業目標及び推進目標の達成を指標とし、積極的に取り組んでまいります。

代表取締役社長 水野一隆

蓄電池や自然エネルギーの運用データをデジタル化し、
AI・IoTなど最先端技術と融合させることで
エネルギーの未来を切り拓きます。

系統用蓄電池の運用もDX化

当社は、系統用蓄電池の運用においてもDX(デジタル・トランスフォーメーション)を積極的に推進しています。
蓄電池の運用データをデジタル化し、AIやIoT技術を活用することで、リアルタイムな監視・分析・最適化を実現。
これにより、安定した電力供給とエネルギー利用の効率化を図り、持続可能な社会の構築に貢献していきます。

GXによる環境価値の創造と、DXによるデータ活用の融合

自然エネルギーをデータマネジメントする

蓄電池や自然エネルギーの運用データをデジタル化することで、効率的な管理・分析を実現しています。
これにより、エネルギー利用の最適化や持続可能な社会の構築に貢献しています。
デジタル技術と組み合わせることで、より効率的で持続可能な社会の実現及び環境課題への対応だけでなく、お客様や社会に新たな価値を提供していきます。

取り組み状況について

Qrespo(クレスポ)進化の歩み

2021年04月 クラウド型電気設備設計支援システム「Qrespo(クレスポ)」のサービス開始
2022年11月 分電盤のサービスも開始
2023年07月 キュービクルのBIMデータ生成機能を追加。建設業界全体のDXを支援
2024年04月 CADメーカーとの協業による新たな価値創造を加速

Qrespo(クレスポ)は設備設計者が必要な情報を入力するだけで、分電盤やキュービクルの図面が出力できる画期的なシステムです。設計者の作業時間の削減、当社からの見積もりおよび図面回答時間の削減により、お客様と生産現場との時間的距離の短縮に寄与するコネクテッドファクトリーの実現に向けた不可欠なサービスです。現在、総合設計支援システムとしての進化を続けており、建設業界全体のDXを支援してまいります。

2023年度より開始した、各部門の選抜人材に対し「デジタル技術の利活用により業務改革を推進するための教育」を2025年度も継続しておこなってきており、DX推進のための人材育成に力を入れています。DXを利活用推進、実現できる人材を育てていくとともに、社内人材では補いきれない領域を中心に、社外人材の採用を積極的に進めていきます。