基礎知識
普通充電と急速充電 -EV充電のタイプは2種類-
普通充電設備
主に長時間駐車できる場所向け
家の駐車場にも設置可能。
- 設置場所
- レストラン/ レジャー施設/ 旅館/ 一般家庭など
- 充電時間
- 6kWだと4時間、3kWだと8時間程度(電気自動車の場合)
※車種や電池残量により充電時間は大きく異なります。
[ 普通充電器 ]

普通充電器は、交流をそのまま充電するため安価で機器もコンパクト。車載変換器が交流から直流に変換しバッテリーへ充電を行う。
急速充電設備
短時間の駐車が想定される場所向け
短時間で充電を可能に。
全国に普及。
- 設置場所
- 道の駅/ コンビニ/ 高速道路のSA など
- 充電時間
- 30~60分で80%程度まで充電可能(電気自動車の場合)
※車種や電池残量により充電時間は大きく異なります。
[ 急速充電器 ]

急速充電器は、高出力の直流で短時間充電が可能。高圧受電設備など大規模な設備が必要。
充電口と充電方法
充電口


充電方法


充電は一般的にセルフで行います。充電用コネクタを充電口に差し込み、ガチャと音がしロックがかかれば充電を開始できます。
※認証・課金システムが付いている充電器では、設定登録しないと充電が開始されない充電器もあります。
普通充電器の設置位置
電気自動車は、充電口の位置や車載ケーブルの長さが車種によって異なります。充電器の設置時や、電気自動車の購入時には、車の仕様をご確認ください。
充電口の位置の例

普通充電器の充電方式
Mode1
車載ケーブルを使用

充電シーン区分
基礎充電
戸建・集合住宅 / 事業所など

経路充電
高速道路のSA・PA
道の駅 / コンビニなど

目的地充電
ホテル / レジャー施設
商業施設 / 飲食店など

シーンに適した充電器を選択
車両の保管場所
事業所 / 自治体
住宅 / 集合住宅


時間はかかるが、出来るだけ
リーズナブルに充電したい。
経路充電
ガソリンスタンド / 道の駅
高速道路のSA


休憩中の短時間
で充電したい。