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Session 2
カワムラ、挑戦のDNA。

パイオニア精神

  • M.K.

    私が入社以来、ずっと感じているのがカワムラのパイオニア精神です。中でも「電気の安心・安全の追求」はカワムラにしかできないこと。
    そこを譲ることなく取り組める企業文化がありますし、私たち技術者にも浸透しています。

  • S.F.

    「ホーム分電盤」はまさに電気の安心・安全の追求から生まれたものですが、開発の現場でずっと言われてきているのが「開発した商品は日本初・世界初なのか?」という言葉ですよね。

  • M.K.

    こだわっているのは、「時期尚早なもの」「前例のないもの」を開発すること。
    社会におけるさまざまな課題や変化に、私たちの技術とこれまでにない新しい発想で課題解決や価値を創造していくことだと思います。
    私が開発した「プレトラックコンセント」も前例のないものづくりでした。

  • S.F.

    「プレトラックコンセント」はちょうど私が入社した2006年ごろにM.Kさんがプロジェクトチームを組んで開発に取り組んでいた製品です。
    完成品を見て、電気火災の原因のひとつでもあるトラッキング現象の予兆を小さな穴から電荷を含んだガスを検知するという、見たことのないコンセプトに感動したのを強く憶えています。

  • M.K.

    製品開発当初は、コンセントの形状が従来のものと大きく意匠面も変わっていたこともあり、いろいろ言われました。しかし、発売から12年を経た今では業界のスタンダード的な意匠となっているのが正直嬉しいですね。機能を追求すると、この形にしかならなかったのだと感じました。しかし、これからもさらに技術を進化させていき、安心・安全を追求していきたいと考えています。

  • S.F.

    安心・安全の追求は、非上場企業ならではの強みでもあるかもしれませんね。短期的な収益に振り回されず、長期的な目線で開発を行えます。
    前例のないものづくりという点では、私はコンパクト化したホーム分電盤にさらにセンサーを組み込んだ「EcoEye」という製品を開発しました。

  • M.K.

    「EcoEye」はホーム分電盤の充電部に半導体センサーを組込み、電力を計測できる製品。当時は電力使用の最適化を図るHEMS(ヘムス)が普及し始めた時期だったのですが、その普及を足止めしない画期的ものづくりでしたね。まさにカワムラにしかできない製品だと思います。

製品に宿る、技術の積み重ね

  • S.F.

    カワムラのホーム分電盤には、その小さな躯体の中に他社には追随できないさまざまな技術が集積しています。
    その中でも最も革新的な技術が「10ミリサイズブレーカ」に宿っていると感じています。

  • M.K.

    これまでの20ミリブレーカに比べて半分のサイズになりますが、実現には多くの実験と技術の確立が必要でした。10ミリサイズのブレードブレーカには、カワムラならではの技術がたくさん詰まっています。

  • S.F.

    ベース技術の向上に加え、雷防止や地震の検知など分電盤の機能アップも進んでいますよね。新しい時代に合わせて新たな機能を追加してきたのが、これまでのカワムラの歴史だと思います。

  • M.K.

    前例のないものづくりができる理由のひとつが、技術者の横のつながりだと感じます。
    また、大学の専門分野だけでなく幅広く勉強できる環境があります。私も電気を学んできましたが、入社してからは、機械設計を学び得意としています。化学系出身の技術者がプログラミングのスペシャリストになっていたりと、さまざまな技術者が新たな分野にもチャレンジできるのがカワムラの魅力です。

  • S.F.

    カワムラには「やりたい人ができる人」という企業文化がありますが、私もやりたいと感じたことを止められたことがほとんどありません。上司に相談すると「やってみろ」と言ってもらえる会社ですね。

カワムラの使命

  • M.K.

    社会の課題に応え続けるのが、私たちカワムラの使命です。
    カーボンニュートラルに向けて世界レベルで電動化が進むと、電気が足らなくなります。電気を効率よく使うために、私たちの技術が、これからさらに必要とされる時代が来ます。

  • S.F.

    これからの時代は、電気の使い方を考えなければなりませんよね。
    その中で、受配電設備メーカーとして実績を積んできた私たちだからこそできることも多いと思います。今まで得た知見をベースにしながら、新たな設備や制御の方法を私たちが担っていかなければと感じています。

  • M.K.

    電気を扱う機器が増えても、絶対的な安心・安全を担うのが私たちの役割。高度なIT技術も必要ですが、これまで培ってきたカワムラの基盤技術も進化を続けていく必要があります。それが新たな“カワムラにしかできない技術”になると考えています。

  • S.F.

    社会の課題に応え続ける使命を果たすのに「iフェスタ」も貢献していると私は思います。
    技師長レベルで審査する際に既存製品の新たなインスピレーションが湧いてくることもあります。また、ノミネートされていないアイデアでも優良なものはパテント登録するので、技術者はもちろんすべての社員のモチベーション向上につながっています。

アクティブ・ディフェンス

  • S.F.

    カワムラのミッション「アクティブ・ディフェンス」には「新しい世界には、新しいあんしんを。」という言葉が添えられています。
    今はまさに変革の時代。電力供給もめまぐるしく変わっています。その中でいろんなことを想像・想定した「こんなものがあれば安心できる!」という製品の開発が、アクティブ・ディフェンスのものづくりだと思います。

  • M.K.

    アクティブ・ディフェンスの解釈にはいろいろあると思いますが、私の中で変わらないのが「電気の安心・安全を追求していく」姿勢です。
    近年でも、大きな震災や大規模停電などが起きています。今までの想定を超えるような災害に対して、私たちの技術で何ができるかを考えるのがアクティブ・ディフェンスだと思っています。

  • S.F.

    カワムラが大切にしてきた「時期尚早なもの」「前例のないもの」も、先々に必要となるものが想像できているからこそ実現できるものですよね。今ある課題はもちろん、これからの世界を想像し、危険から守る製品を積極的に開発していきたいですね。

  • M.K.

    「ディフェンス」という言葉が入っていますが、けっして「受け身」「守り」ではありません。守るべきものを明確にしたうえで、攻めの姿勢で製品開発に取り組むのがアクティブ・ディフェンスの考え方です。
    ミッションとは、行動を決める言葉です。私たちに何ができるのかを考え、行動し、その使命を果たしていきたいですね。

S.F.
M.K.
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