環境活動報告

環境活動

郡山工場厚生棟「AQURIO」ZEB 実現

   

 

2024年4月に稼働開始した郡山工場厚生棟「AQURI」は『ZEB』(※1)施設で、1階会議室、2階が食堂で構成されています。PPAモデル(※2)により同敷地内の工場棟の屋根に設置した太陽光発電システムから、厚生棟にクリーンな電力を供給しています。

【ご参考】※1 基準一次エネルギーから省エネ50%以上、かつ再エネを加えて100%以上削減した建物
【ご参考】※2 建物の所有者が提供する土地や建物や屋根などに、太陽光発電設備を所有・管理する会社が設置した太陽光発電で発電された電力を、建物の使用者に有償提供する仕組み

 

【SDGs への貢献】

・自然光が差し込む開放的な食堂です。配膳カウンターやテーブルには、福島県の石や木を採用しました。食堂の料理には、福島県で採れた物を提供し、地産地消に取り組んでいます。
・郡山市と防災協定を締結しており、災害時には指定避難所として提供します。また防災備蓄倉庫も備えております。
・2023年5月27日に地域の小学生と共に植樹祭をおこないました。植樹祭では在来種の樹々を植え、四季折々の景色を楽しめる環境を整備しました。


  

<基本情報>
郡山工場厚生棟「AQURIO」 福島県郡山市上伊豆島1丁目17
構造(階数):鉄骨造(2階建て)/建築面積:963㎡/延床面積:1,427㎡

水俣工場 メガソーラー発電事業

  

2013年2月より水俣工場の敷地を活用したメガソーラー発電事業を開始しました。
この事業では、再生可能エネルギー発電所の運営により環境に配慮した活動を行うとともに、実際に太陽光発電関連の製品を用いた実験を行いながら、新しい製品の開発も目指しております。

【水俣太陽光発電所 施設概要】
発電所敷地面積:約1万7千㎡
太陽電池モジュール:CIS薄膜系155W
太陽電池枚数:7,560枚
太陽電池総容量:1,171.8kW
年間想定発電量:1,248,616kWh
年間想定CO2削減量:417,038kg-CO2

 

本地工場
2021年度緑化優良工場等表彰において「経済産業局賞」を受賞


一般財団法人日本緑化センターが主催する2021年度緑化優良工場棟表彰(愛称:全国みどりの工場大賞)において、本地工場が「経済産業局長賞」を受賞しました。

・緑地等の面積率を約31%確保していること
・桜に囲まれた美しい景色を楽しめるように散策道やあずまやを整備し、四季を感じられるようにしていること
・推定樹齢100年を超えるクヌギの保護をおこなっていること
・豊かな自然を感じられる緑地であること
・工場敷地内で桜まつりを開催するなど、地域交流に取り組んでいること
・小学生の社会科見学受け入れ時に自然豊かな工場であることを感じてもらったり、サッカークラブの中学生を対象に工場内の自然を感じられるイベントを開催していること


今回の受賞はこのような日頃の取り組みが評価されたものと考えております。
当社は今後も環境整備活動に取り組み、自然や地域社会との共生を目指していきます。

 

本地工場 ホタルプロジェクト

 


ホタルが棲みつくような「ビオトープ」の小川と池を目指しています。
ホタルが棲みつく重要な条件としてホタルの幼虫が餌とする「カワニナ」が生息することが挙げられます。そこでカワニナを小川と水槽で飼い、生態系を調査することにしました。

 

本地工場 ゴミを資源に変えるリサイクル運動

  


社内で自然ゴミとして処分していた落ち葉を活用して純粋な腐葉土を作っています。敷地各所に落ち葉囲いや腐葉土場を設けて、作った腐葉土は社内の土壌改良や肥料といっしょに混ぜて樹木に使用しています。環境にやさしいリサイクル活動に取り組み。自然豊かな公園のような会社を目指しています。

つくば工場 貯水池の金魚で水質測定

 

 

つくば工場では、塗装の排水処理をした排水と生活排水を処理した浄化槽からの排水をいったん貯水池に集めてから下水に排水しています。
この貯水池で金魚を飼っており、基準を満たしているかどうかをみています。