技術資料/取扱説明書
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11111111~21~21~2111111223434568計4ホーム分電盤(一社)日本配線システム工業会規格「住宅用分電盤JWDS0007」の改定により以下の性能項目が追加されました。・コード短絡保護機能(電気製品のコード短絡による火災を防ぐ)・高遮断機能(高層マンションなど高容量トランスを使用している住宅の場合の高い短絡電流でも遮断できる)これらの機能を持つ住宅用分電盤は、高性能規格推奨品となります。(一社)日本配線システム工業会規格「過電流警報装置付住宅用分電盤規格JWDS0007-付1」と「感震機能付住宅用分電盤規格JWDS0007-付2」と「避雷機能付住宅用分電盤規格JWDS0007-付3」が制定されました。これらの規格に適合した高性能住宅用分電盤は、高機能規格適合品となります。● 1. 住宅用分電盤(1)住宅用分電盤はJIS C 8328「住宅用分電盤」に準処し、(一社)日本配線システム工業会の認定マーク(HPマーク)が貼付されたものを推奨する。● 2. 漏電遮断器(1)住宅用分電盤には必ず漏電遮断器を施設する。(2)単相3線式電路に施設する漏電遮断器は、中性線欠相保護機能付きのものを原則とする。● 3. 分岐回路(1)分岐回路数は、住宅の広さに応じて下表の値以上とする。●相線式(1φ2W、1φ3W)・回路電圧に合わせて選んでください。 感電事故の防止ができません。●単相3線式の漏電遮断器は、必ず中性線欠相保護付を選んでください。 異常電圧が発生し電気器具を損傷する恐れがあります。● 不要な動作を防止するため、「住宅の電気設備推奨基準 第5版」にしたがってください。(2)単相3線式の場合、単相200V電気器具が容易に採用できるよう、200Vの予備回路を設けておくことが望ましい。(3)予備回路、分岐ブレーカの設置スペースを確保しておく。・αは大容量電気器具などの専用回路を示す。・電気利用の変化に対応できるように、200V回路及び100V回路各1回路以上の予備回路を設ける。・専用分岐回路の必要な大型電気器具については、上記のほかに別の専用分岐回路を設ける。なお、電気器具の種類によっては、200V回路を設ける。・分岐回路は、電灯用とコンセント用に分けることが望ましい。・深夜電力機器など電気契約種別の異なるものは、別個の専用回路を設ける。(2)専用分岐回路・10Aを超える大型電気器具は、専用回路で使用する。また、とくに大型の場合は200V分岐回路を適宜設ける。・一般に専用分岐回路で使用する電気器具としては、次に示すようなものがある。電子レンジ、電気レンジ、食器洗い器、電気暖房器、エアコン、衣類乾燥機、※社団法人家庭電気文化会発行「住宅の電気設備推奨基準」第5版より抜粋。5+α7+α8+α10+α13+αカワムラ ホーム分電盤は日本配線システム工業会住宅用分電盤規格に適合しています。警 告注 意選定に際して住宅の電気設備推奨基準安全に対するご注意衣類乾燥機エアコン洗浄便座電子レンジ1~31~31~51~61~7住宅の広さ必要最小回路数50m2(15坪)以下70m2(20坪)以下100m2(30坪)以下130m2(40坪)以下170m2(50坪)以下αの例望ましい回路数内訳一般コンセント台所22222照明台所以外23457高機能規格適合品高性能規格推奨品[適合範囲]日本配線システム工業会住宅用分電盤規格は、主幹スイッチの容量にて以下の分岐回路数が適合します。 主幹スイッチ30・40Aの場合---4回路以上 主幹スイッチ50・60Aの場合---6回路以上 主幹スイッチ75Aの場合---Lスペース付は12回路以上、Lスペースなしは8回路以上 主幹スイッチ100Aの場合---10回路以上 ※回路数は総分岐回路数です。(一社)日本配線システム工業会が認定した住宅用分電盤には認定マーク(HPマーク)が貼付されている。洗浄便座など

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