レーザー加工の依頼は以下の内容を確認し、ご依頼ください。 ① 加工する製品品番を選定する ② 加工穴を設定する ③ 加工位置、寸法、個数を連絡する発注方法〈加工指示について〉 各種加工穴は出来ますが、それぞれ加工可能範囲がありますので、ご確認ください。条 件最小穴寸法丸穴 φ2.3mm以上角穴 1辺3.0mm以上最大穴寸法上限内、ただし、製品背面をすべて開口するような加工は不可①加工指定は、下記のようにキャビネット外面部からの距離を指定してください。 (指定寸法単位 0.1mm)φAab※離れていても基準外面 より距離を指定してくだ さい。加工位置(穴間ピッチ)寸法公差 ±3.0mmEDC② 穴の大きさにより下記の誤差がありますのでご注意ください。また、下記表は、鈑金での加工公差です。 開口寸法に対しましては、塗装による変動がありますので、公差をご指示ください。単位(mm)基準寸法A,D,E~30±0.231~120±0.3121~400±0.5401~1,000±0.81,001~2,000±1.22,001~2,300±2.0JIS B0405 加工寸法普通許容差中級に準じます。加工不可部分③ キャビネット内にある溶接ナット、アース端子など溶接部品部分には加工が出来ませんのでご注意ください。(詳細は、製品別完成図参照)④ 加工穴が隣接する場合などは、事前にご連絡ください(変形したり、加工不可の場合があります)スリット加工(この場合は板金手配になります)①機器取付穴としてご指定の場合、加工許容誤差を考えあらかじめ大き目の穴を指定いただくことをお願いします。②角穴の四隅は、加工機の特性上、R=0.2mm程度のRがつきます。③ キャビネットを連結するための穴は、加工公差により接続時に段差が生じることがありますのでネジ、ボルト径に対し余裕を持った寸法指定をしてください。④スリット(放熱孔)などの連続する穴の場合、加工できません。 板金から対応させていただきますので、別途ご依頼ください。⑤塗装後レーザー加工する場合、切断面に1~2mm程度影響が出ます。取付計器で隠れる場合はタッチアップペイントにて錆止めを施し、問題ありませんが、破断面が問題となる場合には、板金からの対応をさせていただくことがありますのでご了承ください。 また、ご要望に応じて再塗装も行います。 ※ステンレス製塗装なし製品は、バリ取りのみの対応となります。加工依頼の注意点スリット加工(この場合は板金手配になります)ホームページ上で穴加工図面が容易に作成できる制御盤設計者のための支援システムもございます。参照詳細は をクリック266
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