太陽光発電システム配電機器
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日光のあたる場所へ遮断器を搭載した盤を設置する際は、遮断器には温度補正曲線を考慮して大きめの容量を選定してください。太陽電池アレイ産業用接続箱直流集電箱パワーコンディショナ入力用10A開閉器10A×10回路定格入力電流10A容量選定例必ずお読みください接続箱および直流集電箱の設計をされる際は、次の留意点を考慮してください。定格の範囲内でご使用ください。設計をされる際は、最大入力電圧、定格入力電流内でお使いください。❶最大入力電圧を超えてご使用になられた場合は、絶縁耐量を超えて地絡事故となる恐れがあります。❷定格入力電流を超えてご使用になられた場合は、機器や配線からの発熱が増加して盤内温度が上昇し、 機器の劣化や遮断器が定格電流値以下でトリップするなどの恐れがあります。 例)電流が定格入力電流の1.1倍の場合 ⇒ 盤内の発熱量は1.21倍(電流の2乗)日光のあたる場所へ遮断器を搭載した盤を設置する際は、遮断器には温度補正曲線を考慮して大きめの容量を選定してください。例1)壁掛けタイプで通常日光があたらない場所…遮断器容量の80%以下が定格入力/出力電流例2)壁掛けタイプで日光があたる場所……………遮断器容量の70%以下が定格入力/出力電流例3)折板屋根タイプで日光があたる場所…………遮断器容量の70~80%が定格入力電流例1)壁掛けタイプで通常日光があたらない場所…遮断器容量の100%以下が定格出力電流例2)壁掛けタイプで日光があたる場所……………遮断器容量の70~80%が定格出力電流例3)折板屋根タイプで日光があたる場所…………遮断器容量の70~80%が定格出力電流「実使用状態を含めた太陽電池アレイの短絡電流の最大値」≦「定格入力電流」例)壁掛けタイプ………………………………………15~30℃(設置場所・設置条件により異なります)例)折板屋根タイプ……………………………………20~30℃(設置場所・設置条件により異なります)1定格入力電流について接続箱及び集電箱に連続して安全に通電することができる入力電流の最大値ですので、となる接続箱・集電箱を選定してください。2接続箱・直流集電箱の遮断器容量をご確認ください。接続箱の出力用遮断器、直流集電箱DC750Vでは、遮断器容量の80%以下が定格入力電流となるように選定しております。直流集電箱DC1000Vは遮断器容量の70%が定格入力電流となるように選定しております。3日光のあたる場所へ遮断器を搭載した盤を設置する際は、考慮が必要となります。遮断器の容量選定に注意してください。●お客様都合により直射日光や西日などが長時間あたる場所へ設置される場合、盤内温度が高くなります。●遮断器には温度補正曲線があり、使用環境温度が高くなると、動作が早くなります。4直射日光による盤内温度上昇例例)使用環境温度 40℃………………………………定格電流の100%例)使用環境温度 60℃………………………………定格電流の85~90%(メーカー、容量により異なります)例)使用環境温度 70℃………………………………定格電流の75~85%(メーカー、容量により異なります)遮断器の動作補正特性例選定例接続箱の場合選定例集電箱の場合参考選定例(設置場所・設置条件により異なります)出力用端子台100A遮断器100AT入力用遮断器125A×5回路(80%以下)出力用端子台800A遮断器700AT(80%以下)実使用状態を含めた短絡電流の最大値41

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