総合価格表No42
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換気口(吸気用、フード付き)7404-15. 屋外用キャビネットの結露によるトラブル6-1. パッキンの経年劣化によるトラブル6-2. 塗装剥がれによるトラブルトラブル事例正しい施工注 意トラブル事例正しい保守トラブル事例正しい保守注 意外気温度の急低下により屋外に設置したキャビネットの内部に結露が発生したため、内部機器のめっき部品に錆が発生した。・換気口を設ける。またはファンなどで強制換気する。・自然換気や強制換気ができない場合は、ヒータや除湿器を取付ける。自立形キャビネットの場合は、入出線部のコーキング処理を行い、底面引込口からの湿気の浸入を防ぐとよい。内部に水が溜まると、水滴が付くほどの結露が発生する可能性がある。万が一結露が発生した場合でも水が外部へ抜けるように、下面部に水抜き孔を設ける。屋外に長期間設置したキャビネットのパッキンが劣化し亀裂が入ったため、キャビネット内部に水が入り込み収納機器を濡らした。・次の①②を実施する。 ①パッキンを交換する。(補修部品として用意がある製品) ②定期点検を行い、早めに交換などの対応をする。キャビネットの表面塗装が剥がれた状態のまま使用していたため、錆が発生した。・次の①②を実施する。 ①定期メンテナンスにより、塗装剥がれ、傷などは、補修する。 ②錆びた箇所は錆を落としてから、補修ペイントにて塗り直す。  (錆びの上から補修しない。)錆を落とさずに補修ペイントを塗ると、補修ペイントの下で錆が進行する。屋外用途のものについては、防食性を高めるため、補修ペイント前にプライマ処理を推奨する。補修用の塗料は、取扱説明書などの確認により選定すること。

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