総合価格表No42
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技術資料−EEA・EC接地EA:10ΩEC:10ΩB 種接地工事C 種接地工事D 種接地工事(接地抵抗値は小さい方が良い理由)接地について(カワムラキュービクルでの接地)<参考資料>A 種接地工事※ Eは、種別のない接地です。目的に応じた接地を行なってください。例:スコットトランス2次側アース電路は絶縁するのが原則ですが、スコットトランスの2次回路に漏電警報・遮断器を設ける場合、動作確保のため接地しない場合があります。単独接地①又は併用、EAEC・EDとの渡り配線による接地を行なう様にしてください。1160-2表 接地工事の種類と接地線の最小太さ接地工事の種類接地抵抗値A種 10Ω以下 150変圧器高圧側電路の1線地絡電流 (ただし、変圧器の高圧側の電路と低圧側の電路との混触により低圧電路の対地電圧が150Vを超えた場合に、1秒を超え2秒以内に自動的に高圧電路を遮断する装置を設けるときは、「150」は「300」に、1秒以内に自動的に高圧電路を遮断する装置を設けるときは、「150」は「600」とする。)B種 10Ω以下 C種 100Ω以下 D種 キュービクル内トランス2次側中性相接地高圧回路変成器2次側(VT・CT)B種接地D種接地ED:100Ω以下Ω以下変圧器の 一相分の 容量 [kVA] 高低圧の機器筐体種別のない接地    接地線の最小太さ(銅線の場合)一般(避雷器を除く。)避 雷 器 100V級200V級400V級5まで10まで20まで10204020407540751506012525075150300100200400175350700250500単独接地 ①〔備考1〕(1)(2)「変圧器一相分の容量」とは次の値をいう。三相変圧器の場合は、定格容量の1/3kVAをいう。単相変圧器同容量の△結線又はY結線の場合は、単相変圧器の1台分の定格容量をいう。単相変圧器V結線の場合a 同容量のV結線の場合は、単相変圧器の1台分2.6mm (3)(5.5mm2)14mm2の定格容量をいう。b 異容量のV結線の場合は、大きい容量の単相変圧器の定格容量をいう。2.6mm〔備考2〕(5.5mm2) 一つの遮断器で保護される変圧器が2バンク以上の場合、「変圧器一相分の容量」は各変圧器に対する〔備考1〕の容量の合計値とする。低圧側が多線式の場合は、その最大使用電圧で適用すること。例えば、単相3線式100/200Vの場合は、200V級を適用する。B種接地工事の場合、埋込み又は打込み接地極によるときは、この接地極が他の目的の接地又は埋設金属体と連絡しないものでは、銅14mm2(変圧器を電柱上又はピラー内に施設するものでは、銅2.6mm)よりも太いものを用いなくてもよい。C種及びD種接地工事の接地線の太さについては、JEAC 8001(2016)「内線規程」1350-3条を参照のこと。B種接地工事の接地線太さの算出根拠の基礎については、JEAC 8001 (2011)「内線規程」 資料1-3-6「接地線の太さの算定基礎」を参照のこと。前条3項②により施す混触防止板のB種接地工事の接地線の最小太さは、2.6mm(5.5mm2)とすることができる。B種接地抵抗値を求めるための変圧器高圧側電路の1線地絡電流については電技解釈第17条第2項第二号に基づくか必要に応じて電力会社に確認すること。3.2mm(8mm2) 〔備考3〕14mm2 〔備考4〕22mm238mm260mm2〔備考5〕60mm2100mm2 〔備考6〕150mm2 〔備考7〕1.6mm 〔備考8〕キュービクル側JEAC 8011-2014「高圧受電設備規程」より抜粋キュービクル搬入後推奨接地「電気設備の技術基準の解釈 第17条 より」EBED特別高圧計器用変成器の二次側電路、高圧又は特別高圧用機器の架台、高電圧の侵入の恐れがあり危険度の高いものなどに要求され、10Ω(オーム)以下、高圧、特別高圧用の鉄台及び金属製外箱接地、接地線2.6mm-5.5sq以上。高圧又は特別高圧から低圧に下げる変圧器の中性線に要求され、接地抵抗値は変圧器の高圧側又は特別高圧側の電路の一線地絡電流のアンペア数で150を除した値に等しいΩ数電圧が150、300Vで高圧、低圧変圧器の低圧側中性線、接地線5.5mm2以上。300Vを超えて使用する低圧機器の架台などに要求され、10Ω(オーム)以下、300Vを超える低圧用鉄台及び金属製外箱接地、接地線1.6mm以上。300V以下で使用する低圧機器や架台や高圧計器用変成器の二次側電路などに要求され、100Ω(オーム)以下、300V以下の低圧用鉄台及び金属製外箱接地、接地線1.6mm以上。例えば200Vのモーターに施す接地はD種接地工事となり100Ω以下の抵抗値で良いですが、漏電を起した場合、漏電電圧は接地抵抗値と漏電電流の積で決まります。理論上の対地電圧はD種接地抵抗値をRd、B種接地抵抗値をRbとすれば、    (200/Rb+Rd)×Rc [V]となり、接地抵抗値は小さければ、小さいほど効果が大きいと言えます。上記からすると住宅に当てはまるのはD接地工事となります。水気の有る場所などに機器がある場合は接地配線及び漏電による感電事故防止にために漏電コンセント、ブレーカーの設置も必要不可欠です。EAEC1603接地線の選定表

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