総合価格表No42
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RST ×100=81.8[%] 3φ300kVAR、S1φ150kVAS、T1φ100kVA※【参考】内線規程(JEAC8001-2016 (一社)日本電気協会) T、R1φ0kVA内線規程に次のように規定されています。文中の「負荷」は「変圧器」と読み替えて下さい。不平衡率が30%以下になることはほとんど無く、ただし書き①、②になるように配慮して、この規定に抵触しないようにすることが一般的です。高圧受電の三相3線式における不平衡の限度は、単相接続負荷より計算し、設備不平衡率30%以下とすること。但し、次の各号の場合は、この制限によらないことができる。① 高圧受電において、100kVA以下の単相負荷の場合 ② 高圧受電において、単相負荷容量の最大と最小の差が100kVA以下である場合[計算式] 設備不平衡率= [計算例] 下図のように、3φ300kVA、1φ150kVA、1φ100kVAの変圧器が接続されている場合を取り上げます。単相変圧器容量の最大と最小の差は、この例のようにT-R間に単相変圧器が接続されていない場合は、1φ0kVAの変圧器が接続されていると考えて算出します。従って、この例では、最大と最小の差は150-0=150となり 設備不平衡率= 不平衡率が81.8%と30%を大きく上回ります。このような場合、次のように対処します。 内線規程のただし書きが適用できるように、①または②の条件にかなうように1φ150kVA変圧器の容量を二つに分けます。 1φ75kVAと1φ75kVA、または1φ100kVAと1φ50kVAに分けます。②の条件を満たすこととなり、 ただし書きを適用できるようになります。 各線間に接続される単相負荷設備容量の最大最小の差  (300+150+100)/3    総負荷設備容量の1/3 150  ×100 1592不平衡負荷制限

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