総合価格表No42
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注 意4-14. 電線管からの雨水浸入によるトラブルトラブル事例 注 意4-15. 屋外用キャビネットの結露によるトラブルトラブル事例正しい施工正しい施工屋外(屋側)に設置したキャビネットの上部に電線の通線孔(電線管)を設けたため、ケーブルを伝って雨水が内部に浸入した。ケーブル通線孔正しく施工を行ったつもりでも、引込口や通線孔のコーキング処理が不十分だったり、水抜孔が塞がってしまったなど、悪条件が重なった場合、内部への浸水が発生することがあるため防水処理の徹底と水抜孔の有効性を確認する。外気温度の急低下により屋外に設置したキャビネットの内部に結露が発生したため、内部機器のめっき部品に錆が発生した。・換気口を設ける。またはファンなどで強制換気する。・自然換気や強制換気ができない場合は、ヒータや除湿器を取付ける。自立形キャビネットの場合は、入出線部のコーキング処理を行い、底面引込口からの湿気の浸入を防ぐとよい。内部に水が溜まると、水滴が付くほどの結露が発生する可能性がある。万が一結露が発生した場合でも水が外部へ抜けるように、下面部に水抜き孔を設ける。※ 屋外用自立形キャビネットの水の浸入の対策については「4-13. 屋外用自立形キャビネット内部への水の浸入によるトラブル」参照(1490頁)・次の①〜④を実施する。 ①電線管への引込み前にケーブルを持ち上げる。 ②キャビネット下部からケーブルを引込む。 ③引込み箇所はコーキング処理を行う。 ④電線管に水抜孔加工などの水溜り防止対策を行う。隙間ケーブル隙間コーキング処理水抜孔(吸気用、フード付き)通線孔コーキング処理換気口1491

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