総合価格表No39
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1289認定品の仕様認定の手引きより抜粋●形式認定基準 ・変圧器の最大容量は、単相500kVAまで、三相500kVAまで。 ・ 高圧進相コンデンサには直列リアクトルを付ける。また、直列リアクトル加熱時に警報を発するとともに(警報接点付)一次側を開放するLBSを付ける。 ・ 一つの開閉装置に接続する高圧進相コンデンサの設備容量は300kvar以下とする。ただし、自動力率調整を行う開閉装置は、設備容量を200kvar以下とする。 ・変圧器容量の合計が500kVA以下のキュービクルに換気扇を取り付ける場合は、形式取得と同形の天井扇なら可能です。 ・防振ゴムは変圧器メーカーの耐震ストッパ付のものとします。 ・避雷器は取付け。ただしPAS近傍に避雷器が付いている場合、または地中配電線から引き込む場合は不要。 ・非常電源回路に設ける専用の配線用遮断器には、配線用遮断器の外かくより 55mm 以上の位置に赤色の隔壁を設ける。 ・非常電源回路には低圧地絡警報装置を取り付ける。 ・過負荷継電器(THR)は変圧器各バンクごとに取り付ける。警報装置は電灯・動力一括でもよい。 ・過負荷表示灯(OL)は赤色以外のものとする。 ・MCCBの定格電流は、 ・専用変圧器に使用されるMCCBの定格電流は (1)MCCBが一台の場合は、変圧器定格二次電流の1.5倍以下とする。 (2)MCCBが復数台の場合は、その合計した値は変圧器定格二次電流の1.5倍以下とし、かつ、それぞれのMCCBは、 変圧器定格二次電流の1.0倍以下とする。 ・共用変圧器に使用されるMCCBの定格電流は (1)MCCBが複数台の場合は、その合計した値が変圧器定格二次電流の2.14倍以下とする。 (2)一般用MCCBのうちの主配線用MCCBは、変圧器定格二次電流の1.5倍以下とする。 ・高圧引出口に設けるVCBには断路器を設ける。ただし引出し形VCBの場合は断路器を省略することができる。 ・変圧器の二次側には、電圧計及び電流計を設ける。なお、電圧計はヒューズ等で保護すること。 ・盤内負荷操作回路と警報回路は別回路(別のMCCB)とする。●個別認定品扱い ・ 受電設備容量が、形式認定区分を超過するもの。 ・ 函体寸法が、形式認定区分より小さいもの。 ・ 変圧器1バンク容量が500kVAを超えるもの。 ・ ガス絶縁変圧器を使用するもの。 ・ 低圧自家発電設備と接続する認定キュービクル取り扱い事項に該当するもの。 ・ その他、特殊な設備が付属しているもの。保 有 距 離高圧受電設備規程より抜粋1130-3 屋内に設置するキュービクルの施設 キュービクルを屋内に設置する場合、金属箱の周囲との保有距離、他造営物又は物品との離隔距離は、1130-2表の区分に従い保持すること。1130-4 屋外に設置するキュービクルの施設1.屋外に設ける場合の建築物等との離隔距離及び金属箱の周囲の保有距離は、次の各号によること。(火災予防条例(例)第11条)①屋外に設けるキュービクル式受電設備(消防長が火災予防上支障がないと認める構造を有するキュービクル式受電設備は除く。)は、建築物から3m以上の距離を保つこと。ただし、不燃材料で造り、又はおおわれた外壁で開口部のないものに面するときは、この限りでない。〔注〕消防長が火災予防上支障がないと認められる構造を有するキュービクル式受電設備としておおむね次のものがある。(1)消防庁告示第7号「キュービクル式非常電源専用受電設備の基準」に適合するもの。(2)(社)日本電気協会の認定品及び推奨品。②金属箱の周囲の保有距離は、1m+保安上有効な距離以上とすること。ただし、隣接する建築物等の部分が不燃材料で造られ、かつ、当該建築物等の開口部に防火戸その他の防火設備が設けてある場合にあっては、1130-3(屋内に設置するキュービクルの施設)に準じて保つことができる。 〔注〕保安上有効な距離とは、1130-2表(キュービクルの保有距離)〔備考2〕参照。〔備考1〕 溶接などの構造とは、溶接又はねじ止めなどにより堅固に固定されている場合をいう。〔備考2〕 保安上有効な距離とは、開閉装置等の操作が容易に行え、かつ、扉を開いた状態(固定)で人の移動に支障をきたさないように1.0mに加える距離をいう。保有距離を確保する部分保有距離〔m〕点検を行う面0.6以上 操作を行う面1.0+保安上有効な距離以上溶接などの構造で換気口がある面0.2以上溶接などの構造で換気口がない面●1130-2表 キュービクルの保有距離
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