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築80年・数寄屋造の爲三郎記念館を電気火災から守る!
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2015年08月18日

平素は、カワムラ製品に格別のご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。

電気を安全・確実に供給する受配電機器メーカーの河村電器産業株式会社(本社:愛知県瀬戸市暁町3番86 社長:水野一隆)は、2015年8月6日、トラッキング火災を未然に防ぐ世界初の検出回路を搭載したコンセント「プレトラックコンセント」を古川美術館(名古屋市千種区 館長:古川爲之)の分館である爲三郎(ためさぶろう)記念館に寄贈しました。

河村電器産業は1919年の創業から電気の設備器具をつくるメーカーとして「電気の安全・安心」をテーマに、ものづくりをしてきました。その中でコンセント周りの安全に着目し、世界初のトラッキング現象検出技術を搭載した「プレトラックコンセント」を開発。このコンセントで「日本の貴重な文化財などを電気火災から守り未来に残したい」という思いから、文化施設などへの寄贈をしています。

名古屋市内におけるトラッキングが原因と思われる建物火災の件数は、2014年1月1日~12月31日に、13件おこっています。(弊社広報課調べ)また、東京都内でも配線器具全体の火災発生件数197件の内、トラッキングが原因の電気火災は46件と(平成25年度 東京消防庁)、建物におけるコンセント周りの安全は、配電器具メーカーにとって大きな課題となっていました。

今後も河村電器産業は重要文化財などを電気火災による被害から守るため、このプレトラックコンセントを設置する活動をしていく予定です。

爲三郎記念館
プレトラックコンセント設置例(7か所)

 

初代館長故古川爲三郎が長年にわたって収集し大切にしてきた美術品を、「私蔵することなく広く皆様に楽しんでいただきたい」という想いからその寄付を受け、平成3年(1991年)11月に名古屋市池下に開館。現在は、所蔵品による企画展示を行うとともに美術講演会などの活動している。

また、古川美術館の分館である、爲三郎記念館は昭和9年(1934年)に急勾配の斜面に建てられた木造(主屋:地上1階、地下1階 茶室:地上1階)の建物である。数寄屋造りの母屋「爲春亭(いしゅんてい)」と、 椎(しい)の大木が茂り、四季折々の美しさをみせる日本庭園、 茶室「知足庵(ちそくあん)」から成り立つ。

古川爲三郎が103歳で天寿を全うするまで、ここを終(つい)のすみかとし、「創建時の数寄の姿をとどめる邸宅を皆様の憩いの場に」という遺志により、平成7年(1995年)11月から一般に公開されている。

※上記画像は以下よりダウンロード頂けます。
爲三郎記念館
プレトラックコンセント設置例

本件に関するお問い合わせ先

広報課:田中・牧
〒489-8611
愛知県瀬戸市暁町3番86
TEL:0561-86-8190
FAX:0561-86-8105
E-mail:pr@kawamura.co.jp





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