主婦200名に聞く、「コンセントの掃除」に関する調査
2015年11月09日
11月11日は、(一社)日本配線システム工業会(会長:岡山秀次氏)の定める「配線器具の日」です。
配線器具の日は、コンセントを始めとする配線器具の定期的なチェックを喚起するために平成11年11月11日に制定されました。
日ごろからコンセントや差込みプラグの点検・掃除をすることで、電気が原因となる火災を防ぐことができます。
しかしながら、コンセントから火災が発生するということを知っている人、また、定期的にコンセントの掃除をおこなっている人はどのくらいいるのでしょうか。
今回の調査結果が、一般家庭での防災意識の啓発や、より安全で安心な生活環境づくりのための参考になれば幸いでございます。
アンケート結果 Topics
≪コンセント火災の認知度≫
・90%以上の人が、「ほこり」が原因でコンセントから火災が発生することを知っていた
≪コンセントの掃除をしているか≫
・定期的にコンセントの掃除をしている人は、全体のおよそ半数の56.5%
・冷蔵庫の裏など目につかない場所のコンセントになると、わずか33%に
≪コンセント火災を防ぐ≫
・86%の人が、出火防止コンセントをつけたいと回答
・5人に1人が、家電や家具を購入したときに出火防止コンセントをつけたいと回答
■■報道関係の皆様へ■■
本ニュースリリースの内容の転載にあたりましては、
「河村電器産業調べ」と付記のうえご使用いただきますよう、お願い申し上げます。
アンケート結果 レポート
≪コンセント火災の認知度≫
アンケートの結果によると、「ほこり」が原因でコンセントから火災が発生する場合があることを知っている人は90%以上となり、
コンセントの掃除の必要性を認知している人は多いということがわかりました。
≪コンセントの掃除をしているか≫
しかし、定期的にコンセントの「ほこり」を掃除している人は56.5%と全体のおよそ半数で、
さらに、テレビやオーディオ機器の裏側にあるコンセントになると41.5%、また冷蔵庫や洗濯機の裏側にあるコンセントになると33%と、
コンセントが目の届きにくい場所にあるほど掃除している人の割合が減ることがわかりました。
≪コンセント火災を防ぐ≫
湿気が多い場所ほど、「ほこり」が原因となるコンセントの火災は増えます。しかし、そういった場所ほど定期的に掃除をしている人は少ないということがわかりました。
そういったこともあり、「ほこり」が原因で発生する火災を防止できるコンセントを自宅につけたいと回答した人は86.5%と、
大変多くのひとが興味を示していることがわかりました。
火災を防止できるコンセントをつけるタイミングについては、いつでもよいと回答した人が51.5%と全体のおよそ半数、また、
5人に1人(22%)が家具や家電を購入したときにつけたいと回答しました。
◆調査概要◆
◆調査タイトル:「コンセントの掃除」に関する調査
◆調査対象:既婚女性(30~60代、持ち家・一戸建てに居住) ◆調査時期:2015年10月 ◆調査方法:インターネット ◆調査地域:全国 ◆有効回答数:200名 ◆実施機関:株式会社マーシュ |
■■参考資料■■
「コンセントから火災が発生するメカニズム」
コンセントに差込みプラグを長期間差し込んだままにすると、プラグの周辺に「ほこり」が溜まります。溜まった「ほこり」に湿気が付着することで、差込みプラグの刃の両極間に微小な放電(ショート)が繰り返されます。これを「トラッキング現象」といいます。差込みプラグの絶縁状態が悪くなり、発熱し、最悪のケースでは発火に至ります。
このトラッキング現象からの火災はいつ起こるかわからず、夜間や不在時に発生した場合、発見が遅れ思わぬ被害になる場合があります。トラッキング現象は、コンセントと差込みプラグを定期的に清掃・点検することで防ぐことができます。
過去10年間(平成15年~24年)を当社にて集計
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