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【続報】国内で 1989年以来の新設工場 詳細決定
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2022年2月9日

 当社は、国内で7番目となる郡山工場(仮)の概要を決めました。これはアフターコロナを見据えて計画を一部変更したもので、2022年2月に着工し2024年4月に竣工予定です。

 2020年8月3日に福島県郡山市と土地売買契約を行い、工場建設計画を進めてまいりました。しかし、新型コロナウイルス感染症の影響に伴い、計画の見直しを行いました。当初の計画より竣工を1年延期し、よりESG・SDGs視点を取り入れ、環境へ配慮した工場へ見直しました。また、工場全体にデジタルトランスフォーメーション(以下、DX)も取り入れ、当社における先進工場を目指します。

 本工場は工場棟、付属工場棟、厚生棟の3棟から構成されています。また、地球環境へ配慮した設備(太陽光発電)を導入し、ZEB及びRE100の達成を目指します。
 さらに、DXを取り入れ、製品の進捗状況だけでなく、部材の加工状況などをリアルタイムに把握することで、部材納入から完成までの生産ラインの効率化を実現します。
 厚生棟には1階に約100名まで収容可能な会議室、2階に約120名まで喫食可能な食堂を完備し、従業員の福利厚生にも寄与します。建物の周辺には地域の樹木を植栽し、緑化に努めるとともに、四季折々の景色を楽しめる環境を整備します。

 また、2024年4月の操業までに120名程度の採用を計画。その後、段階的に増員し、将来的には240名程度を採用する予定です。福島県内での雇用創出を通じて地域経済の活性化にも貢献してまいります。

工場概要

(1)名称 郡山工場(仮) (6)着工予定 2022年2月
(2)所在地 福島県郡山市上伊豆島一丁目 (7)稼働予定 2024年4月
(3)敷地面積 39,004.5 ㎡ (8)生産高 約 100 億円(2030年)
(4)延床面積 26,006 ㎡ (9)設計者 株式会社フジタ
(5)生産品目 産業用の配電盤およびキュービクル (10)工事施工者 フジタ・大和ハウス工業
特定建設工事共同企業体


                        工場建設予定地

ESG、SDGs視点で先進工場を目指す

工場棟
「多品種混流生産ライン」
 ・加工品を「加工方法」「加工難易度」別に細分化
 ・納期に合わせて多くの品種を淀みなく流すラインを構成
「省エネ・脱炭素への取り組み」
 ・個々の生産設備に対し、最新の省エネ対策を実施
 ・空調、照明等についてはZEB基準達成(空調・照明等は2013年比 50%以上の削減)を目指す
 ・地球環境に配慮した設備(太陽光発電1.7 MW、蓄電池など)を導入
 ・DX推進により、加工状況や部材の状況をリアルに把握することで加工品の『待ち』を徹底的に排除
付属工場棟
 ・新規で開発する商品を他社企業と協業するための実験の場を準備
 ・お客様の新たなニーズに対して、いち早くソリューション提案ができる環境を整備
厚生棟
 ・1階は約 100 名まで収容可能な会議室、2階は約 120 名が喫食できる食堂を完備
 ・周囲には地域の樹木を植栽し、四季折々の景色を楽しめる環境を整備

完成予定図





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